
不動産の売却を検討する際、中古住宅の価格がどのように決まるのか、気になる方は多いのではないでしょうか。
とくに、売却価格に影響する要素を把握しておくことは、適切な判断をするうえで欠かせません。
本記事では、中古住宅の査定基準や売却に伴う費用、注意点について解説いたします。
中古住宅の価格は何を基準に決まるのか
中古住宅の価格は、複数の要素を総合的に評価して決定されます。
最も影響が大きいのは建物の築年数で、新しいほど高くなり、古いほど下がる傾向にあるのが特徴です。
ただし、メンテナンス状況やリフォーム歴によって、評価に差が出ることがあります。
土地の評価も大切で、面積や形状、接道状況、方位などが良い土地は高く評価されます。
さらに、駅からの距離、周辺の商業施設、教育環境といった立地条件や地域の人気も価格に大きく反映される要素です。
これらの要素が良好であれば需要が高まり、価格にも良い影響を与えます。
したがって、築年数、建物の状態、土地の条件、そして立地が、中古住宅の価格を左右する主な基準となります。
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中古住宅を売るときにかかる諸費用
中古住宅の売却の際にかかる費用として、まず挙げられるのは、不動産仲介会社に支払う仲介手数料です。
これは、売却価格の3%に6万円をくわえた金額に、消費税をくわえたものが上限となります。
住宅ローンが残っている場合は、抵当権の抹消手続きが必要で、その際には登録免許税と司法書士報酬が発生します。
さらに、契約書に貼付する印紙税や引っ越し費用、必要に応じてハウスクリーニング代も必要です。
譲渡所得が出た場合は、翌年に確定申告をおこない、譲渡所得税を納める必要があります。
これらの諸費用を合わせると、売却価格の4〜6%前後になるケースが一般的です。
なお、事前に見積もりをとり、手取り額を正確に把握することが大切です。
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中古住宅を売るときの注意点
売却を進める際は、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。
まず、住宅ローンが残っている場合は、売却金で完済できるかを確認し、返済計画を見直しましょう。
次に、契約後に買主からのトラブルを防ぐために、物件の状態について正確に説明することが大切です。
「契約不適合責任」により、売主は引き渡し後一定期間、物件に欠陥があった場合の責任を負います。
そのため、事前に建物状況調査(インスペクション)を実施することで、リスクを軽減できます。
さらに、内覧時の印象が購入意欲に影響するため、ハウスクリーニングや整理整頓をおこない、清潔感を保つようにしましょう。
こうした準備を怠ると、売却が長引いたり、希望価格での成約が難しくなったりする可能性があります。
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まとめ
中古住宅の価格は、築年数や立地条件、需給バランスなど多くの要因によって決まります。
売却時には、仲介手数料や登記費用、税金などの諸費用が4〜6%程度発生するため、事前の確認が不可欠です。
トラブル防止や印象向上のために、契約内容や物件の状態確認、内覧対策を丁寧におこなうことが大切です。
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