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リバースモーゲージの金利相場はどれくらい?仕組みや金利上昇リスクも解説

老後資金と住まいを同時に確保する方法の1つとして、リバースモーゲージが注目されています。
融資商品の一種であるため利息が発生しますが、金利相場がどのくらいかご存じでしょうか?
この記事では、リバースモーゲージとはなにか、金利事情や金利相場、金利上昇リスクを解説します。

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リバースモーゲージの仕組みとは

リバースモーゲージとは、主に高齢者を対象にした融資の一形態です。
自宅を担保にしてまとまった資金を借り入れるための仕組みで、返済は基本的に借主が死亡した際や、自宅を売却したタイミングでおこなわれます。
商品にはいくつかの種類があり、利用条件や、借り入れた資金の使い道に関する制限、返済方法などに違いがある点に注意してください。
たとえば、毎月一定の貸付金が得られるものや、物件の評価額に基づいて貸付上限が定められているタイプのものがあります。
家を担保として貸付金として生活資金を得られる点や、元本の返済負担を心配する必要がない点などが、リバースモーゲージ全体の特徴です。

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リバースモーゲージの金利相場や金利事情

リバースモーゲージは貸付金として生活資金を得る仕組みであるため、金利がかかります。
具体的な金利は融資を受ける金融機関や契約内容によって異なりますが、一般的には変動金利で、3%から6%程度が金利相場とされています。
住宅ローン金利(0.3〜1.5%程度)と比較すると、高めと言えるでしょう。
金利の計算方法は金融機関によって異なりますが、一般的には金融機関が設定した基準金利に、利率を上乗せしたものが金利(年利)となります。
たとえば金利が3%だった場合、月々の利息(返済額)を求める計算式は以下のとおりです。
月々の利息(返済額)= 借入金額 × 金利 × 31日 ÷ 365日となります。

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リバースモーゲージの金利上昇リスクとは

基本的に変動金利が採用されており、固定金利の選択肢はありません。
したがって金利上昇リスクに注意する必要があります。
リバースモーゲージにおける金利上昇リスクとは、金利の上昇にともなって借りられる金額が減少してしまう可能性がある点と、毎月返済する利息が増えてしまう点を指します。
借り入れ金額の低下と毎月の返済負担の増加が同時に発生するため、利用できる生活資金もその分だけ少なくなってしまう点に注意してください。
元本も含めた総返済額も増加してしまいます。
利用の際は、こういった金利上昇リスクも踏まえたうえで検討するのが大切です。

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リバースモーゲージの仕組みとは

まとめ

リバースモーゲージとは、自宅を担保にしたうえで、借り入れ金を生活費として受け取る形の、高齢者を対象にした融資の一形態です。
金利事情は変動金利制が一般的で、金利相場は3%から6%程度が相場と、住宅ローンの金利に比べると高めに設定されています。
利用を検討する際は、金利上昇リスクによって借り入れ金額が少なくなってしまう可能性や、毎月の利子の返済額が増えてしまう点に注意してください。
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