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不動産売却における固定資産税評価額とは?計算方法もご紹介

不動産の売却では「固定資産税評価額」が重要と言われますが、固定資産税評価額とは何か知らない方もいるでしょう。
固定資産税評価額を把握しておくと、固定資産税など各種税金の金額を計算できます。
ここでは固定資産税評価額の概要と計算方法、そのほかの土地評価額をご紹介します。

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不動産売却に重要な固定資産税評価額とは

固定資産税評価額とは、土地や建物など不動産にかかる固定資産税額を計算するにあたり、基準となる評価額のことです。
主に固定資産税を含む地方税の算定基準としての役割を果たします。
固定資産税評価額の決め方は総務大臣が定めた「固定資産評価基準」を参考にする方法が用いられ、各市区町村が具体的な金額を決定します。
なお土地と建物は個別に評価されるのが基本であり、土地と建物を異なる方が所有している場合は所有者がそれぞれを負担しなければなりません。
原則として土地は不動産売買の実例価格を、建物は再建築費を基準として評価をおこないます。

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不動産売却に重要な固定資産税評価額の計算方法

固定資産税評価額を調べる場合、売却する予定の不動産にかかっている固定資産税を1.4%(0.014)で割れば計算可能です。
計算式で使用する1.4%は標準税率と呼ばれており、市区町村ごとに異なるケースがあるため、自治体のホームページなどで確認することをおすすめします。
固定資産税評価額を決めるのは各市区町村の不動産鑑定士で、売却したい不動産を目視で確認し、劣化状況などを加味して評価されます。
また固定資産税評価額を調べる方法として、不動産の売却価格の相場を意味する実勢価格を参考にして計算することも可能です。

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固定資産税評価額以外の土地評価額

土地の評価額は固定資産税評価額以外にも公示地価や基準地価、路線価があります。
公示地価とは、国土交通省が全国2万5,000以上にのぼる標準地を調査したうえで発表した、土地の基準価格です。
1月1日時点の価格が毎年3月に公表されるため、土地の市場を把握したい場合に役立ちます。
基準地価は都道府県が全国2万以上の基準地を調査し、公表した土地の価格です。
公示地価と異なる時期に公表されるため、双方を比較すると地価の変動状況を確認できます。
路線価は国税庁が公表する土地の価格を指しており、相続や贈与時にかかる税金の計算に用いられます。

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不動産売却に重要な固定資産税評価額とは

まとめ

固定資産税評価額とは、不動産の固定資産税がいくらになるか計算する場合に用いられる評価額です。
固定資産税額を1.4%で割る、あるいは実勢価格を参考にすると計算できます。
土地評価額はほかにも公示地価や基準地価などがあるため、不動産売却の前に確認してみましょう。
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