家の売却を検討するようになる理由は、人によって大きく異なります。
しかし家を売る理由が「売却価格や売却期間に影響を与えるのではないか」と不安な方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は「家を売る理由」が売却に与える影響や買い手に伝えるときの注意点について解説します。
「家を売る理由」が売却に与える影響
家を売る理由によっては、売却価格が下がる事態を招くかもしれません。
具体的には「家に欠陥があって生活に支障をきたした」「隣人トラブルに見舞われている」などといったネガティブな売却理由であったときです。
家を売る理由が買い手にとってもマイナスとなるときには、売却期間にも影響をおよぼしかねません。
ただし、家を売る理由がネガティブなものであったとしても、隠して売却すると契約不適合責任を問われて損害賠償などを請求される恐れがあります。
そのため、家を売却するときには買い手に理由を正直に伝えることが大切です。
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家を売るよくある理由と売却価格や売却期間への影響
家を売る理由として多いのは、住宅ローンの支払いが厳しくなったことです。
失業などの理由で収入が減少し、結果的に想定していた支払いができずに家の売却を検討する方は少なくありません。
また、離婚による財産分与をおこなうために家の売却を決意する方もいます。
そのほか、会社から転勤を命じられたために家を売却して新天地で新たな家の買い替えを考える方も多い傾向にあります。
家を売る理由が離婚や住宅ローンの支払いができなくなったなどのケースでは、売り急ぐ気持ちが働くために売却価格が下がってしまいかねません。
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家を売る理由を伝えるときの注意点
家を売る理由を買い手に伝えるときには、できる限りポジティブな表現に言い換えることが大切です。
一方で、注意点としては告知義務のある瑕疵は正直に伝えることが挙げられます。
事実を隠して売却すると、買い手から契約不適合責任を問われる恐れがあるためです。
家を売る理由をどのように伝えたら良いのかがわからないときは、不動産会社の担当者に相談すると適切なアドバイスを受けられます。
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まとめ
家を売る理由がネガティブなときには、売却価格や売却期間に影響を与える恐れがあります。
家を売る理由として多いのは、住宅ローンの支払いが厳しい、離婚、転勤などです。
家を売る理由を買い手に伝えるときには、ネガティブな理由をポジティブに言い換える、家に瑕疵があるときには正直に申し出ることが大切です。
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