自身の利益目的で投資用物件を購入して、家賃収入を得ている方は少なくないです。
しかし、なかには何らかの理由で投資用物件を売却する場合もあります。
今回は、その理由にあわせて、投資用物件を売却する準備、契約の流れについてご紹介いたしますので、ぜひご参考になさってください。
売却する多くの理由
そもそも、なぜ投資用物件を売却するのでしょうか。
理由として挙げられるのは、まとまった資金を手元に作るからです。
新しい物件に買い替えるため、新しい事業展開を図るため、生活が厳しくなったためなど、不動産は高額で売れるので、資金作りの手段としては適しています。
また、定期的な収入を得るには物件の管理が必要ですが、この管理費用がかかりすぎて赤字になるケースもあります。
そうした物件を手放して、もっと管理の手間を省ける物件に乗り換えを検討し、売却する方も少なくないです。
そして、そもそも空室が目立ち、家賃収入によって黒字になる展望が見えてこない場合も、継続しての管理が困難となりますので、手放す必要に迫られます。
このように、売却する理由のほとんどはお金に関係する部分です。
▼この記事も読まれています
不動産の売却を検討している方必見!売却益の計算と節税のやり方とは?
投資用物件を売る準備
投資用物件を売る場合の流れとして、まず不動産会社に物件の査定を依頼します。
地域に精通した不動産会社へ依頼をかけて、査定額に納得すると媒介契約を締結し、売却活動を進めてもらいます。
媒介契約には、一般媒介契約、専属媒介契約、専属専任媒介契約の3種類あり、それぞれ販売活動の内容が異なるので注意が必要です。
一般媒介契約は複数の不動産会社に仲介してもらうことが可能な契約で、物件情報を広く周知しやすいのが特徴です。
専任媒介契約と専属専任媒介契約はどちらも不動産会社を1社に絞って契約しますが、その分販売活動に対して細かく対応してもらえるでしょう。
▼この記事も読まれています
不動産売却に必要な権利証を紛失!権利証がなくても売却する方法とは?
購入希望者が現れたあとの契約手順
購入希望者が現れた場合は、そこから買主側の値下げなどの条件を聞いて、慎重に交渉を進めます。
すべての条件を受け入れてしまうと、自分が損をする可能性があるため、不動産会社と相談しながら進めるのが一般的です。
お互いの合意となった場合はそこで売買契約を締結して、買主側から手付金を受け取るという流れです。
次に、引き渡しをスムーズにおこなうために、これまでお世話になった管理会社や金融機関などに売却が決まったことを伝えましょう。
売却することを伝えた後は、さまざまな手続きをおこなうため、事前に必要書類を準備しておくのがおすすめです。
そして決算が完了すると、ついに物件の引渡しとなり終了です。
▼この記事も読まれています
不動産売却に必要な告知書とは?誰が記入するのか記入時の注意点をご紹介!
まとめ
投資用物件を売却する多くの理由として、まとまった資金を手元に作る、管理の手間を省ける物件に乗り換えを検討する、などが挙げられます。
そして、投資用物件を売却する流れとして、まず不動産会社に物件の査定を依頼し、納得後媒介契約を締結します。
無事に購入希望者が現れると、売買契約を締結して、買主側から手付金を受け取ると、決算をおこない引き渡しという流れです。
広島県の不動産売却・不動産査定(無料査定)のことならオールハウス株式会社がサポートいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。