駅から遠い駅遠の中古マンションは、高い価格での売却が難しいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
実際、駅に近いほど需要が高まる傾向にありますが、駅遠でも売り出す際にいくつかのポイントを押さえておくと、高く売れる可能性があります。
この記事では、駅遠の中古マンションが売却しにくい理由や高く売れる物件の特徴、高く売るためのポイントをご紹介します。
駅遠の中古マンションの売却が難しい理由
駅遠について、駅から徒歩何分以上という明確な定義はありません。
しかし、一般的には駅から徒歩5分程度であれば駅近、駅から徒歩15分程度になると駅遠と言われています。
この駅遠の中古マンションが売れにくい理由として、立地が買主の購入希望条件にマッチしないことが挙げられます。
買主の多くは物件の立地を重視しており、そのなかでも最寄駅からの距離に注目する傾向があるのです。
一般的に最寄駅に近いほど購入需要が高まり、遠くなるほど需要が低くなります。
そのため、駅近の物件は比較的高めの価格でも売れる傾向にありますが、駅遠の物件は売れにくいだけでなく、売却価格も低めとなっています。
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駅遠でも高く売却できる中古マンションの特徴
駅遠でも高く売れる中古マンションの特徴として、近くにバス停があることが挙げられます。
駅に行くことなく利便性の良い交通アクセスが整っている物件は、値下がりしづらいと言えるでしょう。
また子育てに最適な周辺環境が整っている物件も、高く売却できる中古マンションの特徴です。
公園や学校などがそろっており、子育て支援が充実しているエリアであれば、より価格を維持して売れやすくなります。
さらに、再開発されたエリア、もしくはこれから再開発するエリアにあることも高く売れるための特徴でしょう。
大型の商業施設などが建設されれば、周辺エリア一帯の価値が高まるため、値下がりせずに高く売れることが見込めます。
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駅遠の中古マンションを高く売却するためのポイント
ポイントの一つに、ホームインスペクションといわれる住宅診断をおこなう方法があります。
住宅診断では、専門家によって物件の劣化状況などが確認されます。
とくに修繕が必要な部分が見つからなければ、欠陥がない物件としての証明になるため、価格の値下げを最小限に抑えられるでしょう。
また、同じマンション内のほかの部屋が売り出されている場合は、同じタイミングでの売却は避けることがおすすめです。
価格競争になり、値下げが必要になるケースもあるため、タイミングをずらしましょう。
なお、売り出し価格は希望価格よりも少し高く設定することもポイントです。
始めから希望価格で売り出すと値下げが必要になった際に、希望よりも低い価格になってしまうため注意しましょう。
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まとめ
駅遠の物件は売れにくい傾向にありますが、バス停が近いことや子育て環境が整っている、また再開発エリアなどであれば高い価格で売れやすくなっています。
くわえて、住宅診断を受けたり、同じマンション内の物件の売却タイミングをずらしたりすると、値下がりを抑えて希望に近い価格で売却ができるでしょう。
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