不動産の売却を検討している方は、どのような方法で売却すれば良いか悩まれている方がいるかもしれません。
この記事では即時買取とはなにか?メリットやデメリット、向いている方の特徴について解説します。
即時買取の売却にかかる時間や売却価格についても触れていきます。
不動産売却時の即時買取とはなにか?
即時買取とは、不動産買取の1つで物件をすぐに売却できる方法のことです。
売却価格が相場より低くなる可能性があるものの、約1か月で売却できるのが特徴です。
そもそも不動産買取の種類は、即時買取と買取保証の2つです。
買取保証は不動産会社に仲介を依頼して、期間を決めて買主を探してもらいます。
そして、期限までに買主が見つからなければ、あらかじめ決めていた金額で買取してもらえます。
即時買取と買取保証の違いは、すぐ売却できるかできないかです。
即時買取は、不動産会社に依頼すれば実際の相場よりも低くなる場合がほとんどですが、すぐに買取してもらえてスムーズに売却できるでしょう。
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不動産売却時の即時買取のメリットとデメリットを解説
即時買取には仲介手数料はかかりませんが、買取価格が下がるなど、メリットとデメリットがあります。
即時買取のメリット
即時買取すれば、仲介手数料がかからないのが最大のメリットです。
たとえば、3,000万円の物件を売却した場合、「売却価格×3%+6万円」で96万円の仲介手数料がかかります。
仲介手数料のかからない即時買取では、仲介手数料分の出費を抑えることができます。
また、不動産会社が買主になり、売却活動が必要ないため、スピーディーに物件を売却できるのもメリットです。
即時買取のデメリット
即時買取は、不動産会社に仲介を依頼した場合より、買取価格が低くなるデメリットがあります。
目安としては、市場相場価格のおよそ50%~80%になります。
また建物の築年数が古かったり、駅から遠かったりすると、さらに買取価格が下がる可能性があるので、注意が必要です。
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不動産売却時の即時買取に向いている方の特徴について解説
とにかく売却スピードを重視したい方や、売却価格にこだわりがない方におすすめです。
販売期間がないため短期間で売却できて、現金化まで早いのが特徴です。
さらに売却価格にこだわりがなければ、すぐに売却できます。
また会社が倒産して転職したり、離婚したりとやむを得ない理由で持ち家を売却せざるを得なくなった方には、すぐに現金化できる即時買取が向いているでしょう。
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