
誰も住んでいない空き家を久しぶりに訪れた際、ツンとした嫌なにおいを感じた経験はありませんか。
大切な資産だからこそ、将来の売却や活用に向けて、価値を落としたくないと悩まれることもあるでしょう。
本記事では、空き家にカビが発生する原因と、放置するリスク、カビ対策について解説します。
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空き家にカビが発生する原因
空き家にカビが生えるのは、もともと空気中に広く、存在している胞子が原因です。
室内のほこりや、汚れに空気中の胞子が落ちると、増殖のきっかけになります。
さらに、その繁殖をさらに促進する重要な条件が、室内の温度と湿度なのです。
木材を傷める腐朽菌は、20〜35℃で生育しやすく、カビも暖かく湿った環境で広がります。
誰かが暮らす家とは異なり、空き家は窓を閉め切っているため、湿気が滞留しやすい状態が続くでしょう。
また、日常的な換気がおこなわれないことで、北側の部屋などで湿度が極端に高まりやすくなります。
このように、空気中の胞子、温度、高湿度という3条件が重なることで、カビの被害は進行するのです。
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カビを放置するリスクは?
空き家に発生したカビを放置すると、建物の耐久性に深刻な悪影響を及ぼします。
見えにくい壁の内部や、床下でも木材の劣化が進み、建物を支える部材が弱まってしまうでしょう。
次に、懸念されるのが、室内に染みついてしまう悪臭の問題です。
閉め切った空間では、換気不足によりかび臭さが逃げず、壁紙や木材などににおいが定着しやすくなります。
一度強いにおいがつくと、将来的に売却や賃貸に出す際、物件の印象を大きく下げる要因になるのです。
さらに、注意すべきなのは、アレルギーの原因になり得る健康被害のリスクです。
所有者が入室した際や、片付けなどで舞い上がった、大量の胞子を吸い込む恐れがあるでしょう。
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空き家を守るカビ対策
空き家のカビを防ぐためには、換気、風通し、掃除を習慣化して、湿気をためない環境づくりが大切です。
まず、換気については、訪問時に対角線上の窓を複数開けて、空気の入口と出口をつくることが効果的です。
押入れなどの空間も開放して、室内の空気をしっかりと循環させましょう。
また、風通しを確保するため、家具は壁から離して、隙間をつくる工夫も欠かせません。
さらに、カビの栄養源となる汚れを取り除く掃除も、重要な予防策のひとつです。
しかし、定期的な訪問が難しく、自己管理に限界を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、業者へ管理を委託するか、早期の売却を検討するのも賢明な判断です。
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まとめ
空き家にカビが発生する理由は、空気中の胞子が室内の温度や、湿度の条件を満たすことで一気に繁殖するためです。
そのまま放置すれば、建物の耐久性低下や悪臭だけでなく、健康被害を引き起こすリスクも高まってしまうでしょう。
定期的な換気や、風通しの確保、掃除といった対策が難しい場合は、管理の委託や売却という選択肢もご検討ください。
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