不動産を売却すると、まとまった資金が得られるだけでなく、住宅ローンや維持・管理費、税金などの支払いが不要になります。
活用していない土地や空き家は所有しているだけで無駄な費用がかかってしまうため、早期に売却するのがおすすめです。
今回は、不動産を売却するメリットとデメリット、売却する際のリスクについて解説します。
不動産を売却するメリット
不動産を売却するメリットは「現金化してまとまった資金を得られる」「住宅ローンを完済できる」「維持費や税金が発生しなくなる」などです。
売却の主目的は、不動産を手放してまとまった資金を得ることである方がほとんどでしょう。
住宅ローンの返済が苦しいと感じている場合は、売却によって得た資金で住宅ローンを完済して新たに不動産を買い直すことができます。
維持・管理費や毎年の固定資産税なども発生しなくなるため、特に、活用していない土地や空き家を所有している方は早期の売却を検討してみてください。
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不動産を売却するデメリット
不動産を売却するデメリットは「物件の所有権を失う」「売却にともなう諸費用がかかる」「買主が見つかるまで時間がかかることがある」などです。
不動産を売却すると、当然ながら物件の所有権を失うため、自分で住んだり賃料収入を得たりすることはできなくなります。
不動産会社に支払う仲介手数料や各種税金などの諸費用を売却代金から差し引いた結果、手元に残る分が想像より少なくなる可能性にも注意が必要です。
また、仲介によって買主を探す場合、一般的に取引成立までに3か月以上はかかり、場合によってはさらに長引くこともあります。
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不動産を売却するリスクとその対策
不動産を売却することには、引き渡し後に買主から契約不適合責任を問われる、希望価格での売却ができず損失を生むなどのリスクがあります。
引き渡した物件の設備・状態が買主に説明していた内容と異なる場合、相手から損害賠償請求や契約解除を求められてしまうことがあります。
物件に欠陥がある場合は隠さず伝える、売却前にホームインスペクションを実施し、結果を提出するなどして、買主と認識を共有しておくことが重要です。
また、不動産が必ずしも希望価格で売れるとは限らないため、損失を生んだり、住宅ローンを完済しきれなかったりする可能性があります。
ローンの残債は事前に必ず確認しておき、売却してから完済できないと判明することがないようにしましょう。
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まとめ
不動産を売却するメリットは、現金化して住宅ローンを完済できること、維持費等がかからなくなることです。
その一方で、物件の所有権を失う、売却のための諸費用がかかる、取引成立までに長い時間を要することがあるといったデメリットも存在します。
事前にローンの残債を把握したうえで、物件の欠陥を隠さずに売却活動をおこなってトラブルを回避しましょう。
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