中古住宅市場において、人気の物件には共通する特徴があり、売れる家と売れない家にはそれぞれ傾向があります。
家には立地や築年数など、どうしても変えられない要素こそあるものの、自分たちの工夫次第で売れない家を売れる家に変えるのは可能です。
そこで本記事では、売れる家と売れない家の特徴から、売却をスムーズに進めるためのポイントについて解説します。
売れる家に共通する条件とは?
マイホーム売却において売れやすいとされる家には、3つの特徴があります。
一つ目は、立地の良さです。
最寄り駅が近い、閑静な住宅街にある、地盤が強固な高台にあるような家が、立地条件の良い家に該当します。
二つ目に挙げられる特徴は、築年数の浅さです。
中古物件市場では、建てられてから10年をピークに成約率が落ちはじめます。
つまり、築10年以内の築浅物件は、市場価値も高く売れやすいといえるでしょう。
三つ目の条件は、地域の名声です。
どのような地域にも、治安が良く名の通った高級住宅街とされるエリアはあります。
住所にエリア名が載るといったステータス性は、物件の人気を高める一つの要因です。
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売れにくい家の特徴とは?
一方で、売れにくい家にも共通する売れない原因があります。
まず、売れにくい家は販売価格がエリア平均よりも高いです。
いくらで売り出すかは、近隣にある同じ条件の物件を参考にすると良いでしょう。
次に、損傷が激しい家もなかなか売りづらい家です。
中古物件は、ある程度のリフォームは前提となりますが、空き家であった期間も長く、荒廃した建物については売りやすさが低減してしまいます。
また、敷地に難がある物件も同じで、傾斜地であったり間口の狭かったりする家はなかなか売れづらいでしょう。
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中古物件をスムーズに売るためのポイント
立地や築年数はどうしても変えられませんが、売れない家を売れる家にする工夫ならあります。
まず、パートナーとして地域で売却実績が豊富にある不動産会社に仲介を依頼しましょう。
地域に根差した不動産会社は、その土地で売れやすい家の特徴を把握しており、売れにくい家を売るためのノウハウをたくさん持っています。
次に、売却までに猶予があるなら売り出し時期も調整しましょう。
一般的に、転勤に伴う異動で引っ越しが多くなりやすいといわれているのは、2月、3月、9月、10月の4か月です。
この時期は家を探す方も多いため、売れない家にもチャンスが巡る可能性が高まります。
販売時期の調整が可能なら、ぜひ売れやすいタイミングに売り出すようにしましょう。
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まとめ
中古物件市場において、立地が良くて築浅、そして地域の名声がある物件は売れやすい家といわれています。
逆に、販売価格がエリア平均よりも高く、損傷が激しい、敷地に難ありとされる物件はなかなか売れないのが現状です。
スムーズに売却するには、不動産会社選びは慎重におこない、なるべく売れやすい時期に売り出すようにしましょう。
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