不動産買取は物件を素早く現金化できるため、自宅を売却する方法のひとつとして考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、仕組みをよく知らないまま進めてしまうと、トラブルとなる可能性もあるので注意が必要です。
そこで今回は、不動産買取でよくあるトラブル事例やその解決策、回避の方法をご紹介します。
不動産買取でよくあるトラブルとは
不動産買取でよくあるトラブルのひとつは、相場からかけ離れた買取価格での取引です。
買取は、相場より2割〜3割ほど低い価格を提示される傾向にあります。
しかし、適正価格を知らないと、相場とあまりにもかけ離れた金額を提示されても気付かないため注意が必要です。
また、引き渡し後に高額な手数料を請求されるというトラブルも多いため、不明瞭な経費は事前に確認するようにしましょう。
そのなかでも、とくに注意していただきたいのが、不用品の処分料やコンサルタント料です。
その他、契約後に査定額を値下げされるというトラブルもあります。
このような問題に巻き込まれないために、不動産売却に関して売主自身が知識をつけておくようにしましょう。
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不動産買取で起こるトラブルの解決策
不動産の買取には、即時買取と買取保証の2種類があります。
買取保証の場合は媒介契約を結びますが、その期間は3か月が一般的です。
更新を要求するような業者は悪質であるため、契約解除することをおすすめします。
基本的に、不動産買取はクーリングオフができないので、安易に契約しないようにしましょう。
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不動産買取のトラブルを回避する方法
トラブルを未然に防ぐためには、不動産の相場を把握することが大切です。
不動産の適正価格は、国土交通省の土地総合情報システムや不動産のポータルサイトなどで調べられます。
また、契約内容を細かく確認することもトラブルを回避する方法のひとつです。
買取価格や代金の入金日・オプションの有無など隅々まで確認しましょう。
そして、土地の面積は売却価格に反映するため、境界確定測量を実施するのもおすすめです。
土地家屋調査士に依頼する必要があるので費用はかかりますが、適正価格を導く材料になり得ます。
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まとめ
不動産買取では、価格の値下げや高額な請求などトラブルが起きやすいため事前に対策が必要です。
原則として、クーリングオフはできないため、契約は慎重におこないましょう。
問題を未然に回避するための工夫として、周辺相場を把握することや境界確定測量を実施することが挙げられます。
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