住み替えは大きな決断ですのであとから「失敗した」と感じることがないようにしたいものです。
事前によくある失敗のポイントを把握しておき、同様の事態にならないよう対策しましょう。
この記事では、主に売却価格・タイミング・スケジュールについてお伝えしていくので、参考にしてみてください。
売却価格に関わるよくある失敗
よくある失敗例として、相場より高い売却価格を設定してしまうケースが挙げられます。
物件価格が相場より高いと、なかなか購入希望者が現れなくなり、物件が売れません。
半年以上経過しても買主が決まらず、そもそも住み替えが実施できなくなってしまうのです。
また、相場よりも低い金額に設定した場合も、住み替えに大きな影響が出てしまいます。
得られる収益が少なくなり、本来考えていた資金計画通りにいかなくなってしまうのです。
こうした問題が起こらないための対策として、相場をしっかりリサーチすることが大切です。
インターネットで相場を調べたり、不動産会社に相談したりして、自分が売却する家の相場を調べましょう。
▼この記事も読まれています
不動産の売却を検討している方必見!売却益の計算と節税のやり方とは?
「売り先行」での住み替えタイミング
タイミングに失敗すると、手間や費用が余計にかかってしまう事態となります。
たとえば家が売れるタイミングが早すぎてしまい、新居が決まっていない場合は、仮住まいが必要です。
そのため、仮住まいを探す手間はもちろん、賃貸物件を契約するための費用もかかってしまいます。
さらに、賃貸物件へ引っ越すための費用、毎月の家賃、さらには仮住まいから新居へ引っ越す費用も必要です。
現在の住まいを売りに出すタイミングを良く見極め、相場と大きく外れることのない適正な価格で売り出すことが重要です。
▼この記事も読まれています
不動産売却に必要な権利証を紛失!権利証がなくても売却する方法とは?
「買い先行」での住み替えスケジュール
買い先行の場合は新居が決まってから売るため仮住まいの必要はありませんが、前の家が売れるまでの間は二つの住宅ローンを同時に返済し続ける「ダブルローン」の状態になってしまいます。
基本的にどちらの方法でも問題はないですが、いずれも失敗すると費用負担が大きいので、事前に売却プランをよく計画することが重要です。
スケジュールに関する不安がある場合は、不動産会社に相談しておき、今後のプランを検討しておくことも良いでしょう。
買い先行の場合、売却を急ぎすぎて価格を落としすぎてしまうことがないようにしましょう。
▼この記事も読まれています
不動産売却に必要な告知書とは?誰が記入するのか記入時の注意点をご紹介!
まとめ
「売り先行」での住み替えの場合、売却が早すぎると仮住まいに費用がかかってしまいます。
「買い先行」の場合は、売却が遅すぎるとダブルローンの状態が長くなってしまいます。
いずれにしても、適正価格での売り出しと、事前のスケジュール調整が重要です。
広島県の不動産売却・不動産査定(無料査定)のことならオールハウス株式会社がサポートいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。