病気やケガなどで収入が減った場合など、何らかの事情でお金がなくなって「家を売る」ことを検討する方も少なくないかと思います。
しかしお金がないからといって、ポイントをおさえずに売却してしまうと損をしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
そこで今回は、お金がないときに家を売る方法や、家の売却にかかる費用、家の売却でやってはいけないことについて解説します。
お金がないときに家を売る方法
お金がないときに家を売る方法としては、「不動産買取」「不動産仲介」「個人間売買」の3つが挙げられます。
不動産買取は、期間的にもっともはやく売却できる方法で、不動産会社が家を買い取ってくれるというものです。
ただし、不動産仲介や個人売買に比べて、価格が2~3割ほど安くなる点には注意が必要でしょう。
不動産仲介は最も一般的な売却方法で、不動産会社が売却活動や契約をサポートしてくれますが、仲介手数料が必要です。
個人間売買は、不動産会社に頼らず個人間で取引する方法ですが、仲介手数料がかからない分、手間や時間を必要とするだけでなく、トラブルにもつながりやすいです。
▼この記事も読まれています
不動産の売却を検討している方必見!売却益の計算と節税のやり方とは?
家の売却でかかる費用
家を売却する際にかかる費用は、「印紙税」「登録免許税」「仲介手数料」「譲渡所得にかかる所得税・住民税」です。
印紙税や仲介手数料は、家の売却価格によって金額が変動します。
登録免許税は、登記を司法書士に依頼した場合にかかる費用で、報酬や書類の取得費として請求されるでしょう。
また、不動産の売買で発生する利益を譲渡所得といいますが、この譲渡所得がプラスになった場合も、税金が発生します。
ただし譲渡所得については、確定申告をおこなったのち、いくつかの特例を利用することで控除される場合もあります。
▼この記事も読まれています
不動産売却に必要な権利証を紛失!権利証がなくても売却する方法とは?
家の売却でやってはいけないこと
家の売却でやってはいけないことは、「売却相場を調べないこと」や「住宅ローン残債を確認しないこと」です。
お金がなくなってしまうと、生活費などの工面で売却を焦ってしまいがちですが、家の売却では「事前準備」が大切です。
売却相場を調べないことや、住宅ローン残債を把握しないまま売却してしまうと、相場より安く売ってしまったり、住宅ローンの返済負担が残る可能性があります。
そのため、家を売却する際には「焦らず着実に準備を進める」ことを意識するようにしましょう。
▼この記事も読まれています
不動産売却に必要な告知書とは?誰が記入するのか記入時の注意点をご紹介!
まとめ
お金がないときに家を売る場合、不動産買取・不動産仲介・個人間売買の3通りの方法が考えられます。
家の売却でかかる費用としては、印紙税・登録免許税・仲介手数料・譲渡所得にかかる所得税や住民税が挙げられるでしょう。
売却相場を調べないことや、住宅ローン残債を確認しないまま家を売却すると、不利益を被る可能性があるため、焦らず着実に事前準備を進めましょう。
広島県の不動産売却・不動産査定(無料査定)のことならオールハウス株式会社がサポートいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。