土地を売却する際に、どのくらいの価格になるのか気になるという方が多いのではないでしょうか。
相場を正しく把握していないと、土地を安く売ってしまったり、売却するか・否かの判断を誤ったりしてしまうので注意が必要です。
そこで今回は、土地における売却相場の調べ方や注意点をご紹介していきます。
土地を売却するときに知っておきたい相場の調べ方
土地の売却で相場を知りたい方は、地価公示価格を調べるのがおすすめです。
国土交通省の土地総合情報システムで、売却予定の土地に近いエリアの地価公示価格が検索できます。
また、土地相場の調べ方として、実勢価格から把握するのも有効です。
実勢価格とは、実際に過去の取引で成約した価格で、地価公示価格を調べるときと同様に国土交通省のシステムを活用します。
実勢価格は地価公示価格の1.1倍程度と言われているため、相場を把握するときの目安にしましょう。
計算式は「公示地価 × 土地の㎡数 × 1.1」です。
地価公示価格が1㎡あたり20万円、土地の面積が150㎡だった場合には「20万円 × 150㎡ × 1.1倍 =3,300万円」が相場となります。
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土地の売却相場を調べるときの注意点
土地の売却相場を考える際は、土地固有の条件も考慮することが大切です。
売却相場に影響する要素は土地の面積や日当たり・接面道路などさまざまなものがあるため、事前にそれぞれのプラス要素とマイナス要素を確認しておくことをおすすめします。
プラスの要素が多い土地は、周辺相場より高く売れやすい傾向にあるでしょう。
また、売り出し価格と成約価格が異なることも注意点として挙げられます。
不動産会社のホームページやチラシに掲載されているのは売り出し価格であり、実際に土地が売れた価格ではありません。
売主の希望価格で相場より高めに設定してあるケースが多いため、相場を調べるときはどの価格なのか明確にしておきましょう。
さらに、不動産査定をおこなう際には、土地売却の実績が豊富か・親身に相談に乗ってくれる担当者がいるかどうかも重要なポイントです。
信頼できる不動産会社に依頼すると、より高値の売却が期待できます。
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まとめ
土地の売却相場は、地価公示価格や実勢価格から把握可能です。
売り出し価格と成約価格は異なること、売主の希望により相場が高めに設定されていることには注意が必要です。
不動産査定をおこなう際は、土地売却の実績が豊富な方や親身に相談に乗ってくれる方に依頼するようにしましょう。
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