土地活用における賃貸併用住宅とは
賃貸併用住宅とは、住宅と賃貸住宅が1つの建物にある住宅を指しています。
住宅ローンを組んでいても、賃貸部分の家賃収入があれば、毎月の住宅ローンを軽減することができます。
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土地活用の賃貸併用住宅のメリットは何か
土地活用で賃貸併用住宅で、一番のメリットとは家賃収入を住宅ローンへ利用することができることです。
また、賃貸住宅の場合は、賃貸部分は貸付事業用の特例適用ができ、固定資産税の軽減措置も適用可能です。
賃貸部分は将来他の利用も可能で、たとえば子どもができて生活スペースを広げたい場合には、賃貸部分を子ども部屋に変えることができます。
土地も広い敷地でなくても建築可能で、30坪以上であれば十分賃貸併用住宅として利用することができます。
ニーズにあっていれば、多少狭い土地でも活用できることも賃貸住宅のメリットといえます。
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土地活用の賃貸併用住宅のデメリットは何か
最初に挙げられるデメリットとしては、入居者トラブルがあります。
賃貸併用住宅とは、住宅と賃貸が1つの建物にあるため、入居者との距離が近くなり、苦情などトラブルが発生しやすいです。
賃貸住宅なので、空室リスクもついて回るデメリットもあります。
賃貸併用住宅は、一般的な賃貸住宅とちがい家主が近くにいるため、その環境が苦手な方には避けられてしまいます。
賃貸住宅は最終的に、物件を手放すことも考えられますが、その場合に賃貸併用住宅は買い手がつきにくいです。
賃貸経営をしつつ、自宅も一緒に購入を考えてる方は、希少な存在なので買い手がつきにくく場合によっては更地にする必要があります。
土地活用として運用する際は、将来的に出口戦略を考えておき、空室リスクへの対策も準備する必要があります。
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まとめ
賃貸併用住宅とは、居住スペースと賃貸部屋が一緒の建物で、建築にあたり住宅ローンを組んだ場合では家賃料金をローンの返済に充てることが可能です。
また、通常の一戸建てよりも賃貸部分を作ることでそこを貸付事業用として特例を適用できるなど、固定資産税の軽減措置もあることがメリットです。
ただし、入居者とのトラブルや空室リスク、売却が難しいなどのデメリットもあるので、賃貸経営の際は注意が必要です。
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