所有している土地の売却活動をしていても、なかなか売れないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような場合、土地が売れないときの対処方法などを知っておくと、売却活動の際に役立ちます。
ここでは、土地が売れない理由はどのようなものがあるか、売れないとどうなるか、売れないときの対処方法をご紹介いたします。
土地が売れない理由は何?
まず、相場よりも売り出し価格が高い場合は売れにくい傾向にあります。
また、立地やアクセスなど、土地の条件が悪い場合も売れにくくなります。
特殊な形状の土地や狭すぎる土地、道路に接していないような土地などは利用するのが難しいため、購入したいと思う方は少ないのが一般的です。
さらに、建物の建設ができなかったり制限されてしまったりする地域、農地や市街化調整区域などの土地の需要は低いため、購入希望者は現れにくいでしょう。
境界が不明瞭である土地もトラブルになりやすいため、売却が難しくなります。
ほかにも、ガソリンスタンドや工場などの跡地は土壌汚染の可能性が高いため、売却しにくいでしょう。
▼この記事も読まれています
太陽光発電のある家は高く売れるか?高く売却するためのコツを解説!
土地が売れないとどうなる?
土地が売れなくて、その土地を所有し続けると、固定資産税や都市計画税などの税金の支払いをし続けなければなりません。
建物が建っていない土地の場合、税金の軽減措置の適用外となってしまうため、税金の負担は大きくなるでしょう。
さらに、土地の管理費用も必要となります。
土地の管理を適切にしないと、雑草が成長して害虫の発生や動物が住みついてしまったり、不法投棄をされたりするリスクも高まるため、ご近所とのトラブルに発展しやすいです。
▼この記事も読まれています
任意売却で高値がつきやすい単純売却とは?メリットや注意点をご紹介
土地が売れないときの対処方法は?
土地が売れない理由が、土地の条件である場合は、できる範囲で改善してから売却する方法がおすすめです。
たとえば、土地の境界が不明瞭であるなら、確定測量をしてから売却すれば、トラブルになる原因をなくせるため、買い手がつきやすくなるでしょう。
また、売り出し価格の値下げを検討するのも1つの方法です。
ほかにも、売却価格は相場の70%から80%くらいになってしまいますが、買取で売却する方法もあります。
さらに、売却にこだわらないのであれば、寄付すれば税金や管理費用の負担はなくなるため、そのような対処方法も検討してみてください。
▼この記事も読まれています
不動産売却に必要な権利証を紛失!権利証がなくても売却する方法とは?
まとめ
相場よりも売り出し価格が高かったり、立地やアクセスなど土地の条件が悪い場合、土地は売れにくい傾向にあります。
売れない土地を所有し続けるとどうなるかというと、固定資産税や都市計画税などの税金の支払いや土地の管理を続ける必要があります。
そのためなかなか土地が売れない場合は、どのような理由で土地が売れないのかを把握し、対処方法を検討してみることをおすすめします。
私たちオールハウス株式会社は、お客様の不動産売却を全力でサポートいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓