空き家は社会問題になっていて、放置すると特定空き家に指定されるリスクがあるので、手放したいと考える方は多いです。
しかし、売却できず困っている方も少なくありません。
もしも空き家を売却できない場合、おすすめなのが買取です。
そこで今回は、空き家を所有しており、売却を検討している方に向けて、空き家買取のメリット・デメリット、流れをご紹介します。
空き家買取のメリット
空き家買取のメリットは、以下のとおりです。
①早く売却できる
古くて買い手が見つからないような物件でも、不動産業者が直接買い取るので早く売却できます。
②取り壊さなくても売却できる
更地にしないと売却できないような空き家の場合、多額の解体費用がかかってしまいます。
買取の場合、不動産業者が取り壊すため、取り壊す必要が無く、解体費用に悩む必要がありません。
③家具が残ったままでも売却できる
不動産会社によっては、買取では家具が残ったままでも売却できる場合もあり、家具を処分する必要がありません。
④契約不適合責任を負わない
仲介の場合は、契約不適合責任が課されますが、買取の場合は、買主が業者のため責任を負わなくてもすみます。
⑤売買契約のトラブルを回避できる
購入者がローンを組めず白紙になるなどのトラブルが起きる場合がありますが、買取の場合、これらのトラブルを避けることができます。
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空き家買取のデメリット
空き家買取のデメリットは、以下のとおりです。
①売却価格が安い
買取は、売却価格が安くなります。
買取価格は、仲介での市場価格の5~8割が一般的です。
②買い取ってもらえない場合もある
空き家の中にはさまざまな理由で買い取ってもらえない物件もあります。
買い取ってもらえない物件は、更地価格よりも解体費用の高く、利益が出ない場合です。
③買取業者が少ない
買取をおこなう不動産業者は数が多くありません。
一戸建てやマンションなど限定的に扱っていたり、対応できるエリアが限られているため、買取業者を探すのが大変です。
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空き家買取の流れ
買取の流れはまず、査定依頼をして実際に査定をしてもらいましょう。
査定結果をもとに打ち合わせをおこない、実際に売買契約を結びます。
買主が見つかれば、引き渡し・決済がおこなわれ、空き家の買取手続きが完了です。
仲介と比べるとやることが少なく、早く売却できます。
実際、いくらぐらいで買い取ってもらえるのかわからないと思うので、まずは査定を依頼し、それから納得できたら、次のステップに進むと良いでしょう。
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まとめ
今回は、空き家買取のメリット・デメリット、流れをご紹介しました。
買取は古い物件でも早く売却でき、取り壊す必要がなく、家具を処分しなくても済むというメリットがあります。
しかし、買取価格が安く、買い取ってもらえないというデメリットがあります。
まずは最低を依頼し、価格を確認してから検討しましょう。
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