築年数が経過した中古マンションの売却を検討している方は、いつ売却すれば良いのか迷ってしまうでしょう。
また、築30年以上の古いマンションでもスムーズに売却できる物件にはどんな特徴があるのでしょうか。
そこで今回は、中古マンションの築年数が売却にどう影響して価値が決まっているのか、売り時や築年数の古いマンションは価値がないのかを解説します。
中古マンションの売却!築年数が資産価値に与える影響
中古マンションは土地と建物の2つの要素で構成されますが、土地は時間が経過したからといって劣化が進むものではないため、築年数という概念を持ちません。
そのため築年数が資産価値に影響を与えるのは建物だけであり、一般的に年数が経過すればするほどその価値は下がります。
結果として築年数が経過した物件は、建物の資産価値が下がることが影響して売却価格も下がるのです。
また、マンションの土地部分に関しては所有者全員の共有物であるとみなされるため、所有者それぞれに敷地権という権利が発生します。
売却の際は生活スペースとなる専有部分、エレベーターや階段などの共用部分、敷地権を売却することになるでしょう。
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中古マンションの売却!売り時の築年数とは
中古マンションの成約率は、築6〜10年の物件がもっとも高くなっており、築浅であるほど売れやすくなるわけではありません。
おすすめの売却時期としては、築5年のタイミングと築15~25年のタイミングです。
築5年の物件はもともと新築で購入したというケースがほとんどであるため、建物の状態は比較的良好であるといえるでしょう。
室内の使用状況がよほど悪くない限り、比較的高い価格で売却することが可能です。
また築15〜25年の物件は、築年数はそれなりに経過しているものの、中古マンション市場ではニーズの高い築年数です。
新築物件より価格を安く抑えられることや、設備や内装の劣化が大きく進んでいないことがその理由として挙げられます。
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中古マンションの売却!築年数30年以上は売却しにくい?
一般的に築30年以上経過した物件は買い手が見つかりにくく、売却価格も下がってしまいます。
ただし大規模修繕が完了したタイミングで売却活動を開始すると、買主へのアピールになるでしょう。
外壁の修繕工事やエレベーターの更新などがおこなわれるため、物件の価値が向上します。
また、築年数が経過していても人気エリアに所在する物件は売却価格が下がりにくいといわれています。
土地の資産価値が下がることはないため、場合によっては土地の評価額が高くなり、予想よりも高い価格で売却できる可能性もあるのです。
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まとめ
一般的に、築年数が経過した中古マンションは建物の資産価値が下がるため、売却価格も下がってしまいます。
売り時としては、室内の劣化が進んでいない築5年以内か、買主が手頃な価格で購入できる築15〜20年のタイミングがおすすめです。
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