不動産の売却は、一生に一度あるかないかの大きな決断で、取引で様々な点に注意する必要がることはご存じかと思います。
高齢者のトラブルも増加しており気を付ける必要がると知りつつも、いったい何に注意したら良いのかわからず戸惑っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、どのようなケースがあるのかご紹介しますので、参考にしながら慎重に進めてください。
不動産を売却する高齢者が巻き込まれるトラブルが増加
ここ数年全体的に見ると、不動産を売却するにあたり発生したトラブル件数は若干増えているもののだいたい同じです。
しかしながら、高齢者の方の相談件数を見ると増加傾向にあります。
とくに、70代以上の方からさまざまな相談が寄せられており、昨今は全体の相談件数の半分を占めているようです。
原因はいろいろありますが、いわゆる悪質業者によって引き起こされたケースも少なくありません。
強引に勧誘されたために、不本意に契約に至る場合もあります。
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不動産を売却する高齢者が巻き込まれたトラブルの事例とは?
高齢者が巻き込まれるさまざまなトラブルの事例がありますが、嘘の説明をされてだまされ、契約に至ったケースもあるようです。
また、売却契約したあとに、シロアリ駆除費用を請求された方もいるようです。
ほかにも、契約にサインするまで毎日長時間の居座りを続けられ、しぶしぶ受け入れたといったケースもあります。
その後、気持ちが変わり解約したいと伝えたところ、応じてもらえず困っている方もいるようです。
このほかにもさまざまなケースが存在しており、不動産売却に関する高齢者が巻き込まれてしまうトラブルは少なくありません。
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不動産を売却する高齢者がトラブルを回避するためのポイント
十分理解して検討せずに売却してしまった結果、その後住む場所が見つからず困る可能性もあり注意が必要です。
不動産の売却契約では、クーリング・オフができないため慎重に判断しましょう。
契約解除は可能ですが、違約金が発生する可能性があるため注意が必要です。
少しでも納得できなかったり理解できなかったりする場合は、安易に契約してはいけません。
しっかり内容を確認し、後悔しないように注意深く検討しながらトラブルを回避してください。
勧誘されるのに抵抗がある場合は、売らない意思を伝えて断る必要もあります。
きちんと断った後に、再び勧誘するのは宅地建物取引業法で禁止されているため、曖昧な態度で対応しないのも回避するポイントです。
何か不安点や疑問点がある場合は、早めに消費者生活センターなどへの相談をおすすめしま。
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まとめ
不動産を売却するさいに、高齢者がトラブルに巻き込まれるケースは少なくありません。
契約するまで長時間居座られたり、嘘の説明をされたりするなどの事例もあります。
トラブルを回避するために、十分理解しないまま契約しないようにしたり、きちんと勧誘を断ったりするなどの対策が必要です。
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