マンションの売却を考えている方のなかには、分譲マンションを所有している方もいらっしゃるかと思います。
近年ではマンションの販売価格が高騰しており、買い手も見つけやすいため「売り時」と感じる分譲マンションの所有者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、分譲マンションを売る人が続出している理由と売却ポイント、注意点について解説します。
分譲マンションを売る人が続出している理由
まず「分譲マンション」とは、一棟のマンションを一戸ごとに分割して販売するマンションのことを指します。
その分譲マンションを売る人が続出している理由としては、需要の増加により売り手市場になっている背景との関係性が挙げられます。
データとして、首都圏を中心に中古マンションの新規登録件数を見ると、2023年1月から10月まで常に前年同月を上回ったと報告されているのです。
不動産市場は、買い手希望者が増えると不動産価格は高騰していき、価格が高騰し切ると買い手希望者が減って価格が下落していくのが一般的です。
ただ、コロナ禍を経て日本全国で働き方の多様化が進み、住宅ニーズに変化が生じたため、価格が高騰していても買い手がつく状況が続いています。
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分譲マンションを売却するポイント
分譲マンションを売却するポイントとして、需要が高い時期・大規模修繕直後・競合物件がないときを意識しましょう。
まず、不動産の需要が高い時期は、買い手希望者が多くいる状態のため値下げ交渉なしで売買取引が成立する可能性が高いです。
続いて大規模修繕直後の物件は共用部分や機械などが新しくなっているため、買い手希望者から好印象を受けやすくなります。
最後に、競合物件が出ていると価格競争に巻き込まれる可能性がありますが、競合物件がなければ必要以上の値下げをせずに交渉が進みます。
なお、急いで売却を検討していないのであれば、数か月?1年ほどのスパンで最適なタイミングを見計らって売り出しましょう。
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分譲マンションを売却するときの注意点
分譲マンションを売却するときの注意点として、リフォームをむやみにしない・瑕疵は必ず報告する・同じマンションの物件が出ていないか確認するようにしましょう。
まず中古物件の場合は、安く購入して自由にリフォームしたいと考える買い手が多いため、必要以上にリフォームにお金をかけると価格が下げられずに取引がうまくいかない可能性が高いです。
続いて取引後に品質や性能に問題があると賠償責任を問われる可能性があるため、気になる部分があればすべて報告したうえで取引に進んでください。
最後に同じマンションの物件が市場に出ていると、値下げ交渉の材料に使われる可能性があるため、極力避けるのが賢明です。
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まとめ
分譲マンションは需要が高く価格が高騰しているため、所有物件を売る人が続出しているのが現状です。
価格交渉を避けて理想的な売却価格で取引をするためには、市場調査をしたうえで最適なタイミングで売り出しましょう。
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