不動産売却時に詐欺をおこない、多額のお金を得ようとするケースがあります。
では、詐欺に遭わないためには何をすれば良いのでしょうか。
今回は、不動産売却で見られる詐欺の手口、詐欺に遭わないための対策、詐欺に遭ってしまった場合の相談先についてご紹介いたします。
不動産売却詐欺の手口
まず、建物そのものを売るときに騙そうとしてくるケースです。
たとえば、本来なら3,000万円の価値がある物件を、相場をごまかして2,000万円で買い取ろうとする恐れがあります。
この場合、売ってしまった方はお金が入ってくるので騙されたような気がしないのが危険な点です。
次に、諸経費を多く支払わせようとするケースです。
本来なら必要ない手数料を「売買契約を結ぶために必要なもの」と騙して支払わせようとする場合があります。
また「リフォームや修繕が必要」などといってお金をだまし取るケースも見られます。
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不動産売却で詐欺に遭わないための対策
まず、対策方法のひとつとして、自分が売ろうとしている住宅の相場を把握しておくことが挙げられます。
路線価や同じエリアの他の物件の相場などをチェックしておくと良いです。
次に、信頼できる不動産業者を利用することも大切です。
評判や実績などをしっかりとチェックし、大事な不動産を任せても大丈夫かを確認しましょう。
公式サイトなどで宅建業の免許を持っているか、過去の実績、連絡先などがしっかり明記されているかを確認するのもひとつの手です。
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不動産売却で詐欺に遭ってしまった場合の相談先
万一、不動産売却の詐欺に遭ってしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?
この場合は、すぐに、警察に連絡すると安心です。
ただ、証拠がないとすぐに動いてくれない可能性があるため注意が必要です。
ほかにもより親身になって相談に乗ってくれる場所もあります。
消費生活センターと国民生活センターは、さまざまな消費トラブルの相談を受け付けています。
そして、宅建建物取引業境界は、無料で相談をすることができるので気軽に相談しましょう。
なお、受付時間はそれぞれで異なるため、事前に確認する必要があります。
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まとめ
不動産売却詐欺の手口は、建物そのものを売るときに騙そうとしてくるケースや諸経費を多く支払わせようとするケースが挙げられます。
これらの手口に遭わないためには、路線価や同じエリアの他の物件の相場などをチェックすることです。
そして、不動産売却で詐欺に遭ってしまった場合の相談先は、消費生活センターや国民生活センターなどがあります。
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