マンションの1階は上階に比べて売却しにくいと言われています。
しかし、マンションの1階に住むメリットも大きく、売り方しだいでスムーズな売却も十分に可能です。
今回は、マンションの1階が売却しにくいといわれる理由や、マンションの1階に住むメリット、売却するコツなどを解説します。
マンションの1階が売却しにくい理由とは?
マンションの1階は、上階に比べると売却価格が低くなりがちです。
その理由としては、マンションのメリットであるセキュリティの高さや日当りの良さなどを感じられない物件が多いためです。
1階は、オートロックなどセキュリティがしっかりしたマンションでも、上層階に比べると不審者に侵入されるリスクが高く、物件によってはプライバシーにも難があります。
また、マンションの1階は建物の構造上日陰にもなりやすく、見晴らしも望めません。
このほか川の近くや低地に建っているマンションの場合は上階に比べて浸水するリスクも高く、敬遠されがちです。
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マンション1階の物件に住むメリット
売却しにくいとはいえ、マンション1階の物件に住むメリットもたくさんあります。
一例を挙げると「騒音問題が起こりにくい」「ゴミ捨て場やエントランスへの移動距離が短い」「専用庭がある」などです。
とくに、小さい子どもがいるご家庭にとって、子どもが多少騒いでも騒音問題が起こりにくく、外遊びができる専用庭があるのはありがたいものではないでしょうか。
また、犬などのペットがいる家にとっても、庭がある物件は魅力的に映るかもしれません。
このほか、エントランスやゴミ捨て場などの移動距離が短ければ、足腰が弱ってきた高齢者にも住みやすいといえます。
したがって、マンションを購入したい方のなかには、あえて1階の物件を探している方もいます。
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マンション1階の物件をスムーズに売却するコツ
マンション1階の物件をスムーズに売却するには、ターゲットを絞るのがコツです。
マンション1階の物件は広く買手を募るより「こんな人にぴったり」とターゲットを絞って宣伝活動をしたほうが効果的です。
また、価格設定も周辺で売り出しているマンションの売却価格などを参考に、慎重に決めましょう。
高くては買手がつきにくく、安すぎては売主が損をしてしまいます。
このほか、内見者に物件の魅力やメリットをスムーズに伝えられるようにしておくと、内見者の購買意欲を高められます。
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まとめ
マンション1階の物件は高値では売れにくい傾向があるのは確かですが、買手がほとんどつかないといったケースもまれです。
ターゲットを絞って宣伝活動をおこない、購入希望者に物件の魅力やメリットをしっかりと伝えれば売却は十分に可能です。
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