オールハウス株式会社 > オールハウス株式会社のコラム一覧 > 不動産売却期間が長期化するデメリットと対処法を解説!

コラム一覧

不動産売却期間が長期化するデメリットと対処法を解説!

不動産取引は売主と買主の合意によって成立するため、売却活動を開始してもすぐに売れるとは限りません。
売却期間が長引くことをあまり気にしない売主の方もいるかもしれませんが、売却期間の長期化はさまざまな悪影響を引き起こします。
今回は売却期間が長期化するとどういったデメリットが生じるのか、売却期間を長期化させないためにどんな対処法をおこなえば良いのかを解説します。

弊社へのお問い合わせはこちら

不動産売却期間の長期化によって発生するデメリット

建物は一般的に築年数が浅いほど、資産価値が高いとみなされます。
逆に言えば、売却期間が長引き築年数が経過すると、たとえ住人がいた期間が僅かだったとしても、どんどん資産価値は下がってしまうのです。
実用的な視点から見ても、風雨に晒される期間が長ければ長いほど劣化が進んでしまうため、その価値は低くなるでしょう。
そのため、売却期間が長期化すると、当初想定していた価格での売却は難しくなってしまいます。
また、売却期間が長期化した場合は、清掃や庭の手入れ、電気代、固定資産税といった物件の維持費用の増大にも注意が必要です。
内見や売却に備えて常に準備をしておかなければいけないため、住みながら売却活動を進めるケース以外では、維持費用は無視できない金額になってくるでしょう。
そして、とくに大きなデメリットが、物件の分類と市場が変わってしまう点です。
新築の状態で売り出したとしても、1年経過した時点でその物件は中古物件扱いになってしまいます。
新築市場と中古市場の相場には大きな差があるため、中古物件になると大幅な値下げをしなくてはいけません。

不動産売却期間を長期化させないための対処法

不動産の売却期間が長引く理由のひとつとして、売り出し価格が適正価格より高いことが挙げられます。
売却価格が相場より高いと売れにくくなってしまうので、売却期間が長引きそうだと感じたら一度価格を見直してみると良いでしょう。
適正価格を知るためには、近隣の不動産取引における成約価格をチェックする、レインズや物件情報サイトの価格を確認するといった方法が有効です。
なお、一度下げた価格を上げるのは難しいため、どの程度下げるかは不動産会社ともよく相談して決めることをおすすめします。
また、適正価格で売り出したとしても、需要や立地などの理由でなかなか買い手が見つからない場合もあるでしょう。
そういったケースで役立つのがホームインスペクションです。
ホームインスペクションを依頼すると、専門の講習を受けた建築士が、その物件の構造的欠陥や設備の問題点などを調査してくれます。
売主自身でも気づかない物件の情報を把握することで、より正確な価格設定が可能になるでしょう。
買い手としても、問題点の有無が明確に把握できるため、安心して購入に踏み出せるようになります。

不動産売却期間を長期化させないための対処法

まとめ

売却期間の長期化は、新築物件の中古物件化や資産価値の低下、維持費用の増大といったさまざまな問題を引き起こします。
当初の想定より売却期間が長引きそうだと判断した場合は、速やかに価格の見直しやホームインスペクションといった対策をとると良いでしょう。
私たちオールハウス株式会社は、お客様の不動産売却を全力でサポートいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓

弊社へのお問い合わせはこちら


≪ 前へ|不動産売却をする前に知っておきたい文教地区の基礎知識を解説!   記事一覧   土砂災害警戒区域が不動産売却に与える影響を解説!|次へ ≫

トップへ戻る