不動産を売るときに確認しておくべきポイントとして、名義・状態・環境の3点が挙げられます。
売るときに、それぞれなぜ確認することが大切なのか、チェックする方法と一緒にご紹介していきます。
これから不動産の売却を検討している方は是非チェックしてみてください。
不動産を売るときの確認事項①名義確認
売却したい不動産の名義が誰になっているのかはとても重要です。
遺産相続した場合など所有権を移す登記義務がないので、亡くなった方のままになっていることも珍しくありません。
名義は登記簿謄本や権利証(登記識別情報通知)で確認できます。
相続などによって名義人が違う場合には、名義変更の登記手続きが必要となります。
先に登記を済ませてから売却の手続きに進みましょう。
共同名義の場合には、共有している方と一緒に話を進めていく必要があります。
土地や建物が共同名義でなくても、前面道路が持分道路で共有名義の場合は、ほかの方の書類も必要となる可能性があるので注意しましょう。
不動産を売るときの確認事項②土地・建物の状態
トラブルになりやすいのが土地の境界についてです。
境界ブロックの中央が境界になっているという物件も少なくありません。
買主と隣地の所有者が納得すれば問題ありませんが、将来の境界を不安に思ってしまう方は購入を辞退する可能性もあります。
土地を売りやすくするためにも、境界の状態はきちんと整理しておくことが重要です。
建物については雨漏りやシロアリ被害、水回りなどに不具合がないかチェックしましょう。
どこかに欠陥がある場合、あらかじめ買主に伝えておかないと売却後に買主から修補請求される可能性があります。
不具合があるのに隠して売却した場合、契約不適合責任を問われ、損害賠償請求や契約解除などの大きなリスクを背負うことになるため、絶対にしないようにしましょう。
不動産を売るときの確認事項③周辺環境
周辺環境は住み心地を大きく左右するポイントです。
近隣トラブルの有無については、住む方の主観的な問題となるので判断しにくいものですが、問題がひどい場合には売却後でも契約後でも責任を追及されることがあります。
一般的に考えた場合には問題となるかという視点が重要なので、心配な場合には不動産会社に相談してみましょう。
ほかにも日照をさえぎる建物があったり、周辺の道路状況が悪かったりするとトラブルの原因になります。
最寄り駅までの距離も重要です。
駅から距離が遠いほどマイナスの影響を与えてしまう可能性があります。
物件自体に問題がなくても、周辺環境によって価格が変動してしまうため、売るときには周辺環境の確認は必ずおこないましょう。
まとめ
不動産の売却を検討されている方に向けて、売るときに確認したいポイントをまとめてみました。
普段の生活では気にならなくても、売却時にはマイナスになることもあるので注意しましょう。
不安な点やわからない点は、一人で悩まずに不動産会社に相談することをおすすめします。
私たちオールハウス株式会社は、お客様の不動産売却を全力でサポートいたします。
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