使っていない土地を所有している方は、どのような活用方法があるか気になりますよね。
なかでも、保育園経営は土地活用に有効的といえます。
そこで今回は、保育園の需要や種類、保育園を運営する方法、メリット・デメリットについて解説します。
保育園の需要・種類について
保育園は子どもの成長に不可欠な場所で、日本では待機児童が減少していますが、まだまだ保育園が足りないのが現状です。
保育園には、「認可保育園」「認可外保育園」「企業内保育所」という主に3つの種類があります。
認可保育園とは、先述した3つの保育園の種類のなかでもっとも条件が厳しいのが特徴です。
たとえば、児童福祉法で定められた職員の数や設備の条件をクリアする必要があります。
認可外保育園とは、土地がある都道府県の条件をクリアしている保育園で、児童福祉法を満たさずとも経営を始められます。
企業内保育所とは、3つの種類のなかでも比較的申請が簡単で、補助金が充実している点が特徴です。
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土地活用で保育園を運営する方法
土地活用で保育園を運営する方法はいくつかあります。
まず、リースバック方式を利用する方法で、費用を抑えて開園できるのが特徴です。
リースバック方式とは、保育園の経営を希望する事業者から建設協力金を得て、保育園を建設し事業者へ貸し出す方法です。
次に、事業用定期借地方式も保育園を運営する方法の1つとして挙げられます。
事業用定期借地方式とは、土地を貸し出して建設から経営まで事業者へ任せる方法です。
一定の収入を得ることができ、金銭的リスクが少ない点が特徴です。
そして、収入を最大限に増やしたい場合は、自分で保育園を経営するのをおすすめします。
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土地活用として保育園経営をはじめるメリット・デメリット
メリットとして、補助金や減税の優遇措置があり、地域貢献や社会的な需要が高まることが挙げられます。
補助金は建設費や経営費の一部を支援し、減税は税金軽減を意味します。
地域貢献は子育て支援や人口減少対策への貢献、社会的需要は待機児童の存在から保育園の需要が高まることです。
デメリットとして、経営を始めるまでのハードルが高い点です。
保育園のを経営する条件は比較的厳しいため、事前に条件を調査して対策するようにしましょう。
また、騒音問題のリスクもデメリットとして挙げられ、近隣トラブルが予想されます。
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まとめ
保育園の需要は高まっていますが、運営する方法は「認可保育園」「認可外保育園」「企業内保育所」の3つの種類があります。
土地活用で保育園を運営する方法は、リースバック方式や事業用定期借地方式などが挙げられます。
そして、補助金や減税の優遇措置があり、地域貢献や社会的な需要が高まることがメリットです。
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