集合住宅の入居者が少ないわけではないものの、駐車場には空きが目立つという状況にお悩みの大家さんもいるでしょう。
使われていない駐車場を何らかの形で、活用することはできるのでしょうか。
今回は、集合住宅の駐車場で空きが目立ちはじめた理由や空きがあることのデメリット、空きを活用する方法についてご紹介します。
集合住宅の駐車場に空きが増加している理由とは
集合住宅の駐車場設置率は、首都圏をはじめ国内の各地で低下しつつあります。
各世帯の核家族化や未婚率が高まったことにより、世帯ごとの自家用車の普及台数が減少しているため、新築の集合住宅には駐車場がない場合も多くなっているのです。
一方で、すでに駐車場が設置してある集合住宅においても、自動車の保有台数が少ない家庭が入居するため、駐車場全体の利用者が少なく空きが増えています。
集合住宅の駐車場を必要とする入居者が減っていることが、駐車場に空きが目立つようになった理由だといえるでしょう。
集合住宅の駐車場に空きがあることのデメリット
多くの集合住宅では、お部屋の家賃だけでなく駐車場にも賃料を設けています。
そのため、駐車場の利用者が少ないと、その分収益の低下を招く点はデメリットです。
また、空きが多い駐車場には無断で駐車される可能性も高まり、駐車場の正規利用者との間でトラブルに発展するケースもあります。
さらに駐車場に空きが多いと、入居者が少なく人気のない物件であるかのような印象を与えるでしょう。
実際は入居者が多くとも外側からは見えず判断できないため、駐車場の埋まり具合をもとに人気を測る内見者も少なくありません。
駐車場の空きが目立つと感じたら、なるべく早めに対処したほうが今後の契約にもつながるのです。
集合住宅の空き駐車場を活用する方法
入居者だけで駐車場の利用枠が埋まらないのであれば、利用ルールを明示して入居者以外の利用者を募集する方法があります。
ただし、外部の方に貸しすぎて、新たに利用したい入居者の方が現れた際に空きがないといったことがあると、物件全体の空室につながるため注意しましょう。
また、駐車場シェアを手がける会社に依頼して、シェアリングエコノミーという形で活用することも可能です。
不特定多数の方が駐車場を利用する形になるため、トラブル防止にはより気を配らなければなりません。
そのほかの活用方法として、集合住宅の管理用物資の収納庫や貸し出し用倉庫を作ることもできます。
まとめ
集合住宅の駐車場に空きが多いと収益が減るほか、外部からの印象も良くありません。
将来的な入居者の確保につなげるためにも、入居者以外に貸し出したり空きスペースに収納庫を作ったりするなど、ほかの活用方法を利用して空きを減らすのがおすすめです。
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