不動産を売却するときには、より良い状態で売却するためにセルフリフォームをするのも1つの方法です。
セルフリフォームは物件の状態を良くするだけでなく、より高く素早く売却できる可能性も高まります。
そこで今回は、不動産の売却を検討されている方に向けて、家の売却時にセルフリフォームをおこなうメリットとデメリット、注意点についてご紹介します。
家の売却時にセルフリフォームをおこなうメリットとデメリット
家を売却するときに、あらかじめ売主がセルフリフォームをしておくと、次のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
●内覧に来たときの印象が良くなる
リフォームをしておくことで、見栄えが良くなり、素早い売却につながります。
●買主がリフォームする手間が省ける
古い住宅はリフォームをしてから住むことが多いため、あらかじめセルフリフォームをしておくことで、買主が住みはじめる前にリフォームをする手間が省けます。
また、内覧時には買主が住むイメージがつきやすく、結果的に購入に結び付きやすい点もメリットの1つです。
デメリット
●買主によっては嫌がられることもある
リフォームによって見栄えが良くなっても、買主の好みによっては理想と合わず、嫌がられてしまうことも少なくありません。
好みとはずれてしまい、買主が限られてしまうケースもあるため注意が必要です。
●リフォーム費用がかかる
セルフリフォームであっても、リフォームには費用がかかってしまい、金銭的なコストにつながることは忘れてはいけない点です。
家の売却時にセルフリフォームをおこなうときの注意点
家を売却するときに、セルフリフォームを検討するのであれば、次のような注意点を押さえておくと安心です。
セルフリフォームはしないのがおすすめ
リフォーム業者に依頼するのではなく、個人で改修をおこなうと、大掛かりな工事は難しく、また設備を損傷させてしまうというリスクも高まります。
結果的に見栄えが悪くなり、買い手がつかなかったという例も珍しくないため、注意が必要です。
費用の上乗せは設備の性能向上分だけにする
セルフリフォームをおこなって住宅性能が上がった場合は、その分売却価格に上乗せすることも可能です。
ただし、あまりに高い価格で売り出してしまうと、売れ残ってしまう危険性も高まるため、注意が必要です。
まとめ
今回は、不動産の売却を検討されている方に向けて、家の売却時にセルフリフォームをおこなうメリットとデメリット、注意点についてご紹介しました。
セルフリフォームは費用が抑えられる方法の1つですが、出来栄えや買主の好みによっては売却が難しくなることもあるため、注意点を押さえておこないましょう。
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