手持ちのマンションの売却をお考えの方にとって、現在気になるのはコロナ禍の影響ではないでしょうか。
コロナウイルスの蔓延により社会の混乱はいまだ収まらないものの、物件の売却は少なからずおこなわれています。
今回は、コロナ禍におけるマンションの売却について、その件数や価格の傾向などをご紹介します。
コロナ禍でマンション売却は増加中?知っておきたいトレンド
社会の混乱が続く現在では不動産の売買にも支障をきたしそうですが、実はマンションを売却する方は一部で増加しています。
年齢層でいうと、2020年にマンションを売却する方がとくに見られたのは60代以上であり、理由もさまざまです。
転勤や住み替え・金銭的理由・資産の整理といったいずれの理由でも、60代以上では売却件数が増加しています。
50代においても、「転勤や住み替え」を理由としたマンションの売却件数は2020年に入って増加傾向が見られました。
マンションの売却が比較的活発な地域には、東京の都心部が挙げられます。
2020年7~9月において、首都圏の中古マンション市場では多くの売買がおこなわれ、成約件数は前年比の100%を超えました。
その影響もあり、後述するように価格が高まった事例も珍しくなく、しっかりと利益を得られた方もいらっしゃいます。
このようにコロナ禍の影響でマンションの売却件数が一部増えていることは、近年のトレンドとして押さえておくと良いです。
コロナ禍でマンションが高く売れる傾向や売却経験者の感想
首都圏など中古マンションの需要が高まっている地域では、売り手に有利な状況となっているため物件の売却価格も上昇しています。
2020年度において、物件が購入時より高く売れた事例の割合が全体の40%以上になったといったデータがあります。
とくに築浅物件は値上がりしやすく、購入時よりも高値で売れて売却益が得られる可能性も比較的高いです。
このような傾向が生まれている理由には、近年のライフスタイルの変化にくわえてコロナ禍の状況もあり、将来の住み替えを前提として住居を選ぶ方が一定数出てきていることもあります。
以上のような状況のなかで、売却経験者からは下記のような感想が聞かれます。
●マンションの値上がりの気配は事前に感じていた
●今はマンションを売る良いタイミングだと思う
●良い買い手に出会えて満足している
売却経験者からも値上がりに関する声が聞かれ、売り手に有利な状況が一部であることがわかります。
まとめ
経済活動が総じて混乱しているコロナ禍にあって、不動産を売り出す良い時期かどうか迷うところですが、ご紹介したとおりマンションの売却は一部で活発におこなわれています。
場合によっては高値がつく可能性もあるので、所有する物件を手放そうと以前からお考えだった方は、ぜひ一度売却をご検討ください。
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