家が傾いている場合、売却にも影響が出る可能性は十分に考えられます。
傾きの度合いによっては現状のままで売却できなかったり価格が下がったりすることもあるため、事前にしっかりと確認する必要があるのです。
今回は、家の傾きが売却にどう影響するのかということを、傾き度合いの調べ方や傾きがある家を売却する方法と合わせてご紹介します。
家の傾きによる売却価格への影響とは?
家が傾く原因には地震などの自然災害や地盤沈下・基礎の老朽化・シロアリ被害などがありますが、売却価格への影響は傾きの度合いが関係してきます。
見ただけで「傾いている」とわかる場合であれば、そのまま売却するのは難しいでしょう。
しかし、ほとんどの場合は住んでいるだけで傾きに気づくことはなく、売却価格にも影響することは少ないはずです。
実際に測った傾きの度合いよりも、生活に支障が出ているかどうかがポイントになるため、健康被害が出るほど傾きを感じるようであれば売却価格に影響することを覚悟したほうが良いでしょう。
傾きによって「瑕疵がある」と判断されてしまった場合は、売り主が契約不適合責任を負うことになります。
家の傾き度合いの調べ方とは?
家の傾きが売却に影響するかどうかを確認するために、傾き度合いの調べ方をご紹介しておきましょう。
水平器を使用して自分で傾きを調べる方法もありますが、正確性に欠けるのでおすすめできません。
専門家に依頼すれば、レーザーレベルや下げ振りなどの方法で傾きを測定してもらえるため、売却後のトラブルを防ぐためにも依頼してみると良いでしょう。
ホームインスペクションを依頼し、傾きを含めた家の劣化状態を全体的に調べてもらうのもおすすめです。
傾きのある家をじょうずに売却する方法
傾きのある家を売却するにはコツがあります。
傾きの程度が軽ければ、買い主の承諾を得てそのまま売却することも可能でしょう。
ただし、その場合は価格を下げなければなりません。
現状のままの売却が難しい場合は、工事をして傾きを直してから売却する方法もあります。
工事後にはホームインスペクションを実施し、建物に問題がないという証明書を発行してもらうのがおすすめです。
また、解体して更地として売却することも検討してみると良いでしょう。
まとめ
傾きのある家を売却するにあたって、傾きがどの程度のもので、売却価格に影響が及ぶのかを事前に確認しておく必要があります。
傾いていても家を売却できる方法はあるため、どの方法を選択すべきかよく検討してみるのがおすすめです。
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