不動産売却時において、物件資料を揃えたほうが良いと言われた方も多いかと思います。
では、その物件資料とはいったい何なのか、またどのように取得すれば良いのでしょうか。
不動産売却を検討されているに向けて、物件資料を揃えたほうが良い理由について解説していきます。
不動産売却の際に揃えておきたい物件資料とは
不動産を売却するときに揃えておきたい物件資料にはどのようなものがあるのでしょうか。
まずは不動産売却時に役立つ資料として、パンフレット、管理規約、管理組合総会議事録など(マンションの場合)が挙げられます。
建築確認通知書や検査済証、測量図、建物図面、建築協定書などの建物に関わる書類も必要です。
また設備表や地盤調査報告書や住宅性能評価書なども準備しなくてはなりません。
さらに、物件の価値や査定額を上げるためにインスペクション(建物状況調査)の結果報告書、既存住宅にかかる建設住宅性能評価書、新耐震基準に適合することが確認できる書類も準備します。
これら三つの資料については、査定前に用意しておけば物件の価値を上げることが可能です。
なかでもインスペクションについては、実施することで「自宅が希望価格で売れた」「買手が早く見つかり取引がスムーズにできた」という声もあり、実施するだけの価値はあるでしょう。
インスペクションとは専門家による建物の目視調査で、建物の一定の品質を証明ことになるため、売却しやすくなります。
取得するには、既存住宅状況調査技術者に調査依頼が必要で、費用は5万円程度が相場です。
不動産売却において物件資料はなぜ必要なのか
これらの物件資料ですが、なぜ不動産売却において必要なのでしょうか。
その理由として一番大きなものは、買主に安心感を与える効果があるということです。
中古物件の売買は、買主にとってはその物件がどのような経緯をたどってきたものなのか、不安な要素が多くあるでしょう。
その不安を少しでも解消することができるのが、さまざまな物件資料なのです。
物件資料は、物件の構造などを客観的に示すデータであり、まさに「住宅の履歴」と言えるでしょう。
履歴が分かれば、買主としても安心してその物件を見ることができるため、物件資料が揃っていると、売りやすい物件であると言えます。
まとめ
不動産売却時には、揃えたほうが良い物件資料がいろいろあり、なかには売却に有利に働く資料もあります。
中古物件の売買では、買手の不安感をいかにして払拭するかが重要です。
そのために、できるだけ物件資料を揃えて買主を安心させ、不動産売却につなげましょう。
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