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雑種地とは?地目の確認方法と売却方法についてわかりやすくご紹介

土地の売却を検討する際には、土地の状況を確認しましょう。
雑種地のままだと市場の相場より安い価格でしか売却できない可能性があるためです。
この記事では、雑種地とは何か、地目の確認方法や雑種地の売却方法などをわかりやすく解説します。

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雑種地の種類とは

個人の土地売買で扱われる地目はほとんどが宅地、田、畑、山林、雑種地の4種類です。
その他の種類は特殊な場合を除いて個人では取引されません。
地目は不動産登記法に基づき登記されています。
現況地目は実際にその土地がどのように使われているかを示し、固定資産税納付通知書で確認することができます。
雑種地とは、他の22種類のいずれにも該当しない土地のことです。
特に用途が決められていないので、家が建てられている例も多くあり、駐車場、資材置き場、ゴルフ場などにも使われます。

雑種地を売却するための地目の確認方法

登記記録で確認でき、一般的なのは登記事項証明書です。

目視で確認する

自分の所有する土地は自分の目で確認しておいたほうが良いでしょう。
地面の状況、隣地との境界、接道状況などを見ればおおよその判断はできます。

登記記録を確認する

登記事項証明書の記載内容で確認してください。
なお、「登記事項要約書」は最新情報のみ記載し法務局の証明はないので、登記情報が知りたいときのみの使用に限ります。

固定資産税納税通知書で確認する

市区町村が確認した土地の状況が記載されており、固定資産税の計算には宅地などの9種類の課税地目が使われています。

雑種地を売却する方法

雑種地を売却する方法は、その土地の状況や地目によって異なります。

市街化調整区域の確認

市街化調整区域とは、町の魅力を保持するために開発を抑制している区域のことで、原則として建物を建てられなくなっています。
市街化調整区域でも土地の所在条件によっては建物が建てられるように用途変更が可能な場合があるので、自治体に相談してください。

地目の確認・変更

宅地でない場合は評価が低くなってしまうので、住宅ローンが組めなかったり融資額を減額される可能性があります。
宅地に変更する必要があり、変更しないで売却すると、契約後に雑種地であることが露見した場合、売主の契約不適合責任を問われる可能性があります。

買取業者に依頼する

そのまま売却する場合は、不動産会社に仲介を依頼する以外にも、不動産買取業者に買取を依頼するのもひとつの方法です。
地目変更などの手間はかかりませんが、売却価格が市場価格の相場より安くなる傾向があるので注意が必要です。

雑種地を売却する方法

まとめ

雑種地に家が建っていることは珍しくなく、家を建てることに制限もありません。
ただ、宅地でないと評価が低くなり住宅ローンの設定に支障をきたすこともあるので、宅地に変更してから売却することをおすすめします。
簡単に変更できますが、そのまま売却する場合も含めて信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。
私たちオールハウス株式会社は、お客様の不動産売却を全力でサポートいたします。
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