一棟マンション投資は区分投資と比較して平均利回りが高いと言われています。
しかしながら、初期費用が高額になるため失敗したときのリスクは大きくなります。
ただし、安定して入居者を入れることができれば大きな額の家賃収入を得ることも夢ではありません。
ここでは、一棟マンション投資にご興味のある方へ、そのメリットやリスクさらに注意点についてを解説していきます。
一棟マンション投資のメリット
この投資法を選んだ場合の最大のメリットとは、何と言っても利回りが高いということです。
利回りが高いと聞いてもピンとこない方でも、収入額が大きくなると聞けばメリットがあるものだとすぐにわかることでしょう。
たとえば、20室から得られる家賃収入と1室の区分所有からでは大きな差が生まれます。
1室の賃料が10万円で満室の場合、一棟所有では毎月200万円の家賃が入り年間で2,400万円の収入になります。
一方、区分所有では年間120万円の家賃収入でその差は明らかです。
さらに、前者は後者よりも資産価値が高く評価されるため、高額融資が可能になるというメリットもあります。
そして、建物の所有者であれば修繕工事の計画が自由に立てられます。
一棟マンション投資のリスク
満室を長く続けることができれば一棟所有は魅力的ですが、空室が出始めると家賃収入にそれが影響を与えるようになります。
区分所有は空室になった月から収入がゼロになるのに対し、一棟所有ではたとえ空室が出てもほかの入居者から家賃が得られるのでリスクが比較的少ないように感じられます。
しかし、初期投資が大きい分しっかりと収入を得ることができないと、借り入れた資金の返済に支障をきたす恐れがあります。
また、災害リスクにも備えておかなければなりません。
これは誰にも予期することはできず、突然の災害により建物にダメージを受けた場合には修繕費が必要になるからです。
すぐに直すことができないと、入居者が離れていき結果的に家賃収入を得るのが難しくなります。
このような理由から、一棟マンション投資は火災保険をはじめ災害に備えることが重要なのです。
一棟マンション投資の注意点
不動産を運用するには綿密な収支計算が必要です。
マンションのオーナーになるには、都市部では1億円以上、地方でも数千万円の資金が必要になるためローンを組むことになるからです。
借り入れ金額が大きい分、毎月の返済額もそれに比例し大きくなるので、キャッシュフロー計画を細かく立てることが重要になります。
さらに注意点をあげると、購入しようとするマンションとその建物が建っている土地の管理状況についても詳しく調べましょう。
駐車場が十分に確保されているのか、周囲に商業施設、病院、学校があるのか、過去の自然災害発生の状況などです。
まとめ
一棟マンション投資には初期費用が多くかかりますが、空室が出ない仕組みさえ整えることができれば大きな家賃収入を得ることができます。
そのためには、購入したいと思うマンションの管理状況の把握や、そこを運用した場合のキャッシュフロー計画をしっかりと立てることが成功へのカギとなります。
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