本格的に賃貸経営をはじめたいけれど、住んでいる家の近くではめぼしい物件がなくて悩んでいる方はいませんか?
大きな買い物になるのでいつでも状態を確認できるような距離感にあると安心ですが、遠くに住んでいながら賃貸運営する方も増えています。
こちらの記事では、遠方で不動産投資をするメリットとデメリットをお伝えしたうえで、成功ポイントについて解説します。
遠方で不動産投資をするメリットついて
遠方で不動産投資するメリットは、選択肢の多さ・リスク分散・初期費用の節約の3つです。
まず、住んでいる家の近くを拠点に物件探しをすると選択肢が限られますが、離れた場所まで視野を広げるとさまざまな選択肢から理想的な物件を探せるようになります。
続いて、日本は各所で自然災害や価格変動のリスクが懸念されていますが、日本全国に拠点を分散すれば一か所でトラブルがあってもほかの物件が収益を支えてくれます。
最後に、都心に住んでいる方が地方に物件を構えるとなれば、物件価格自体が異なるため初期費用を安く抑えて経営をスタートできるので低リスクです。
遠方で不動産投資をするデメリット
遠方で不動産投資するデメリットは、スピードの遅れ・緊急時の対応・融資の難易度の3点です。
まず、完全オンラインで物件選びをする場合は関係ないものの、実際に内見してから購入を決めるのであれば現地に行くための日程調整と時間がかかります。
高利回りの物件ほど需要は高いので、ほかの投資家とのスピード勝負が不利です。
続いて、入居者から突然連絡があってもすぐに駆け付けられなければ、緊急時に対応できません。
入居者との信頼関係を保つために、管理会社と契約して代わりにサポートしてもらえる環境を整えましょう。
最後に、住所が離れているだけで貸し倒れリスクを懸念する金融機関も多いので、思うように物件購入の資金を集められない可能性があります。
遠方で不動産投資を成功させるポイント
遠方での不動産投資を成功させるポイントは、管理会社への依頼・エリアごとの相場把握・不動産会社とのコネクションの3つです。
まず、遠くに住んでいる以上は物件の欠陥・不具合などの緊急時の対応ができないので、管理会社と契約してすべて対応してもらえるようにしましょう。
続いて、エリアごとに需要や相場は大きく異なるので、自分の住んでいるエリアを基準にせずに細かくリサーチすると物件選びや入居者募集で失敗を減らせます。
最後に、不動産会社とのつながりを密に持っておくと賃貸経営に優れた物件が出されたときにほかの投資家たちと後れを取らず買い付けできます。
まとめ
遠方での不動産投資は、選択肢を広げたり初期費用を抑えたりできる点がメリットになります。
一方で、緊急時にすぐ駆け付けられないので管理会社との契約など何かしらの対策が必要です。
エリアごとに物件事情は大きく異なると理解したうえで、購入価格や貸し出し価格を柔軟に設定すると成功しやすいでしょう。
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