中古でのマイホーム購入を考えているなら、2種類の買い方を比較してみましょう。
同じ中古物件といっても、入居にかかる時間や費用に違いがあります。
2種類の買い方のメリット・デメリットを比較しながら、自分に合った物件探しに役立ててみてください。
リフォーム済みの中古物件のメリット・デメリット
中古物件を購入する方法として、そのままの物件とリフォーム済み物件があります。
リフォーム済み物件のメリットは、実物が見られること、すぐに入居できること、資金計画が立てやすいことです。
入居後のイメージとの違いを減らし、住まいにかかるコスト削減がしやすいでしょう。
また、リフォーム済み中古物件のデメリットは、自分に合う内容とはならない点や、住宅ローンで不利になる恐れがあることです。
また、築年数によっては耐震性や断熱の問題がある恐れや、適切な修繕がされていないと建物の寿命が短くなる問題もあります。
中古物件購入後にリフォームするメリット・デメリット
一方でそのままの中古物件では、自分の思いどおりにリフォームしやすく、劣化状況の確認が可能です。
自分でリフォームする場合では多くの物件が比較対象となるため、物件の選択肢が広がるメリットもあります。
ただし、資金計画が立てにくく手間がかかり、居住までの期間が長くなります。
完成状態が見られないのも、デメリットに感じる方もいるかもしれません。
また、マンションの中古物件によってはリフォームできない箇所があり、自由にできない問題も考慮が必要でしょう。
両者を比較し向いている方の特徴
リフォーム済み物件は即入居を優先したい方向けで、打ち合わせの時間が取れない忙しい方や入居予定まで時間がない方におすすめです。
また、実際の様子が確認できるため、内見で気に入った住まいを探したい方に向いているタイプです。
設備や内装選びにこだわりがなく、目で確認して引っ越し後の暮らしをイメージしたい方におすすめします。
ほかにも、リフォーム費用は企業努力によりコストを下げる工夫がされており、新築と変わらない見た目で新築より購入価格を抑えたい方にもおすすめです。
一方で、購入後自分でリフォームする方法では、時間がかかっても自分好みのマイホームにしたい方に向いている物件です。
また、耐震性など建物の様子を確認できるため、必要に応じて性能をアップできるでしょう。
ベースから変更が可能で、防音や断熱性能をアップしたい方にもおすすめします。
まとめ
中古住宅の購入を比較するなら、修繕済み物件とそのままの状態の物件を比較してみてください。
すぐ入居可能な物件が良いか、購入後の修繕が良いかはそれぞれです。
それぞれに向いている方の特徴を比較しながら、自分に合った中古物件を選びましょう。
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